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排卵障害の原因と対策

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排卵障害不妊治療の原因の2~3割を占めているのが、排卵障害です。

私もその一人でした。タイミングをとっているけれど妊娠できないという方は、まずこの障害を疑っても良いかもしれません。

例えば、生理が毎月決まった時期に来なかったり、基礎体温が2層に分かれていないと、その傾向である可能性が高いです。

思い当たる方は、一度婦人科で診てもらうことをお勧めいたします。

 

排卵障害とは

排卵障害とは、文字通り、上手く排卵できないことを言います。

妊娠するためには、卵子と精子が合体しなければなりません。

その卵子が、受精できる大きさに成長しきれなかったり、受精できる場所へ放出されなかったりする障害の事を言います。

一般的に排卵は、4週間に一度程度の頻度で、だいたい月経開始から14日目に起こるとされています。

ですから、冒頭でも書きましたが、排卵していないと、「毎月生理が決まった時期に来ない」・「基礎体温が2層に分かれない」と言った、わかりやすい症状が起こるのです。

排卵障害の原因

排卵障害の原因は、ハッキリとわかっていません。

しかし、疑わしい原因がいくつか挙げられています。

排卵障害の原因を話す前に、排卵の仕組みを先に説明します。

排卵のしくみ

出典:【カラダのキモチ】【排卵障害とは?排卵しない原因や症状と治療方法を知ろう】

排卵とは、上図のように、

通常、「視床下部→脳下垂体→卵巣」のそれぞれにホルモンが分泌されて、最終、卵胞が成熟して、排卵が起こる仕組みとなっています。

しかし、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンが十分に分泌されなくなることで排卵しなくなるのが「排卵障害」です。

ホルモンの分泌がなくなる要因として解明されているのが、

・視床下部性
・下垂体性
・卵巣性の排卵障害
・高プロラクチン血症
・多膿疱胞性卵巣症候群など です。

 

視床下部性
脳下垂体から分泌する「卵胞刺激ホルモン(FSH)」と「黄体形成ホルモン(LH)」に異常がある状態です。
視床下部性の排卵障害は、無理なダイエットによる体重減少や、肥満、心理的なストレスなどで起こることもあります。

 

下垂体性
下垂体の腫瘍や炎症 によって、分泌ホルモンに異常を起こすことです。

 

卵巣性排卵障害
卵巣の機能低下によって分泌ホルモンが激しく減少します。 ハッキリとした原因はわかりませんが、無理なダイエットも関与しているとされています。

 

高プロラクチン血症
妊娠していないにも関わらず、プロラクチン(脳下垂体から分泌され、排卵を抑制する働きがある)が過剰に分泌されてしまっている状態です。
これにより、排卵が抑制されていまうのです。

 

多膿疱性卵巣症候
卵胞が卵巣の中にたくさん出来て、ある程度の大きさで成長が止まることにより、排卵がおこりにくくなる状態です。生殖年齢女性の約5〜8%に起こるとされています。

排卵障害の治療

①薬物治療

薬物療法には主にクロミフェンと呼ばれる治療薬を使用します。私も毎月、この薬を飲み排卵を促していました。クロミフェンには、いくつか種類があります。

・クロミッド(塩野義)
・セロフェン(セローノ)
・フェミロン(富士製薬)

副作用は、少ない方ですが、個人差があります。効き過ぎた時は、卵巣が腫れてくる場合があります。下腹部に張り・痛み・ほてり・イライラ感・吐き気・頭痛・倦怠感と言った症状が出ることもあります。私も吐き気の副作用があり、服用当初は戸惑いました。

 

②ゴナドトロピン(hMG-hCG)療法

クロミッドが聞かない場合は、hMG製剤やhCG製剤といったより強力な排卵誘発を使用します。
副作用としては、「卵巣過剰刺激症候群(OHSS)」が起きる場合があります。排卵誘発剤などによって卵胞が過剰に刺激され、卵巣が膨れあがることで様々な症状を引き起こす病気です。自然に治るケースがほとんどですが、重症となるとお腹や胸に水がたまり、呼吸困難を起こすことがあります。

まとめ

排卵障害は、ホルモンの分泌異常等で起こり、ダイエットを止めたから・ストレスが軽減したからと言って治るような簡単な問題ではありません。女性が妊娠できる確率は、年齢にも大きく左右されます。ですから、一日も早く病院に行き、治療をおこなうことによって、妊娠できる可能性を高めることをお勧めします。

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