普段から基礎体温をつけていると、排卵あたりに不調になると言う方はいませんか?
私は排卵あたりになると体調が悪くなり、周囲から理解されずに悩んでいました。
色々調べた結果、不調の原因には「排卵」という要因がありました。
同じような不調で悩んでいる方に少しでもためになるようにと書きました。
排卵日の不調の原因
排卵日に不調になる原因は、ホルモンによるものなのです。
出典:テルモ 基礎体温でカラダと話そう
月経が終わって「卵胞期」に入ると、子宮内膜を厚くする働きのホルモンである「エストロゲン」の分泌量が増えます。
そして排卵直後から、子宮内膜の厚みを維持する作用のホルモンである「プロゲステロン」が分泌されます。
排卵することによって、ホルモンの変化が急激に起こり身体に負担がかかり体調を崩してしまいやすいのです。
排卵日の不調の症状
それでは、排卵日あたりになるとどのような不調がおこるのでしょうか。
・イライラ
女性ホルモンのバランスが崩れると情緒不安定になりやすい傾向があると言われています。
わたしは排卵日になると特にこの症状がひどく、周囲にも影響を与えてしまうために大変悩みました。
・眠気、だるさ
排卵日直後に分泌が増える黄体ホルモン(プロゲステロン)は、眠気を引き起こす成分が含まれています。
排卵直後は体温が低くなるため、「体を休めよう」と眠気も出てくるようになるのです。
・吐き気やめまい
これらの症状も排卵に伴うホルモンバランスの変化によって生じます。
吐き気の症状がある場合は食欲不振を伴う場合が多く、めまいも排卵によるホルモンバランスの変化によって引き起こされることがあります。
・むくみ
月経前(黄体期)に多く分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響によって、水分を溜め込もうとして、むくみやすくなります。
・腰痛
ホルモンは子宮や卵巣だけでなく、骨盤周りの組織にも影響を与えます。
骨盤周りの位置関係が変化することで腰に痛みを感じることがあります。
排卵日に必ずしもすべての女性がこれらの症状を起こすわけではありませんが、少しでもこれらの症状が出る方は排卵による不調といえるでしょう。
排卵日による不調の改善
排卵日の不調を改善するための方法をまとめてみました。
1.体をあたためる
排卵日は基礎体温が急激に下がります。
体温が低くなることで冷えがおこり、その冷えの影響で痛みが出ると言われています。
体をあたためる例
- 温かい食べ物を摂取する
- 運動をする
- 冷たい飲み物や食べ物は避ける
2.ストレスを溜めない
ストレスを溜めると自律神経のバランスを崩し、ホルモンの分泌を低下させます。
趣味を作ったり、人と話したりとストレスを溜めないよう自分なりの工夫をしてみるとよいでしょう。
3.睡眠をしっかりとる
睡眠をとることでリラックス効果を得ることが出来ますので、ストレスを軽減することができます。
4.基礎体温表をつけて自分のリズムを把握する
日頃から基礎体温をつけることによって、自分の排卵日を特定できます。
排卵日を予測することによって予防策を備えることが出来ます。
まとめ
排卵あたりに不調になるのには原因がきちんと存在しているのです。
周囲から見れば理解されにくいことかもしれませんが、これらの事を伝えることで少しでも協力してくれるかもしれません。
また自分でもあらかじめ対策が出来ることもありますので、排卵日とうまく付き合っていきたいですね。
ゆみ