女性の方で貧血持ちと言う方は意外と多いんです。
貧血と言っても少しフラッとなる程度のものから、生活が困難になるほどの重症のケースもあります。
貧血を甘く見ていてはいけません。
今回は、貧血の対策に焦点を当て、その中でも効果がある食べ物をご紹介したいと思います。
貧血の症状
前置きとしまして、貧血の症状を簡単に説明します。
貧血持ちの方は症状もわかっていらっしゃると思うので、こちらは飛ばして頂いて大丈夫です。
貧血の症状
- 立ちくらみ
- 顔色が悪くなる
- 動悸
- 疲れやすい
- イライラ

自分では貧血と気付いてなかったものの、これらの症状が当てはまるようなら可能性はあります。
私はほぼすべての症状が当てはまり、生理中はほんとうに大変でした。
生理中は毎月約17mgの鉄を失うともいわれており、貧血持ちの方は十分に注意して頂きたいと思います。
貧血対策にお勧めの食べ物
それでは、本題に入ると致しましょう。
貧血対策には食べ物以外にもたくさん方法がありますが、人間は「食」が資本です。
日頃から食事に気を配り、予防していれば貧血になるのを防ぐことができます。
キーワードは、ずばり鉄分です!!!
貧血対策には鉄分を多く含んでいる食材を取るようにしましょう。
レバー
レバーとは、鶏や豚・牛の肝臓の部分にあたります。
レバー苦手な方って結構いるんですよね。
確かに癖もありますし、見た目も決して素敵!とは言いにくいですよね。
しかし、レバーって凄いんです。
鶏レバーの主な栄養成分(「日本食品標準成分表2015」より )
グラフからもわかるように、レバーには鉄分・亜鉛・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・タンパク質が満点なのです。
特に注目して頂きたいのは、貧血に必須の鉄分が満点なことです。
全食材の中でも鉄分含有量トップクラスなのが、レバーといわれています。
また、レバーはカロリーや脂質も低いため女性には嬉しい食材です。
血合いの多い魚
回転すしに行くと必ず注文するネタと言えば「マグロ」。
美味しいんですよね~
マグロに限らず、カツオやブリ・サバなど血合いの多い魚類にも鉄分は多く含まれています。
「血合い」と言うのは、魚の背身と腹身の間にある赤黒く固まった部分のことを言います。
見た目も良くないので食べないことが多々ありますが、ここが一番鉄分が豊富な箇所なんです!
出典:cookpad
血合いの多い魚には、鉄分はもちろん、ビタミンA・Dなどの栄養価が豊富です。
マグロやカツオが特に多いと言われており、しかも、しっぽに近いほど血合いは多くなります。
たまご
以前テレビを見ていると、大女優の方に「元気の秘訣とは・・・」と尋ねていました。
その女優さんは、「毎日たまごを丸呑みしています。」と答えていました。
昔から「たまごは栄養価の優等生!」とも言われています。
出典:「熊本 那須ファーム」
たまごには、人が必要な栄養素が万能に含まれています。
鉄分はレバーほどずば抜けて多くはありませんが、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンがたくさん含まれています。
(余談になりますが、たまごはアルツハイマー病の予防にも期待されている食材です。)
しかし、注意してほしいことがあります。
たまごの食べ過ぎです。
Lサイズの卵一個に84kcalもあると言われます。
栄養価が高いからと言って食べ過ぎてしまうと、カロリーオーバーになってしまいますので注意してください。
青菜類
野菜でも鉄分が多く含まれているものもあります。
それが「青菜類」です。
いわゆる緑の野菜の事です。
例えば、小松菜やほうれん草・枝豆・カブの葉などがありますが、
中でも鉄分含有量が最も多いのが、「パセリ」です。
正直、パセリは飾りでしょう~と言いたくなりますが、
緑の野菜の中で圧倒的に鉄分が多いのです。
パセリは生で食べる事が鉄分を取るのに最適です。
調理法としては、
生サラダに添えたり、シチューなどの上に刻んだパセリを乗せて食べると食べやすいかもしれません。
鉄分豊富な食べ物のレシピ
鉄分が豊富に含まれる食材を紹介しました。
では、この食材をどのように調理すればいいのか参考程度にレシピを載せておきます。
まとめ
貧血しやすい方は、日々の生活で困ることが多いです。
普段の食べ物で少しでも改善できるなら試す価値はあると思います。
ご紹介した食材で色んなレシピを考えて美味しく改善して頂きたいです。
ゆみ