子供の成長は嬉しいようで寂しいなとしみじみ感じるようになってきたママブログのゆみです。
春になれば、入園(入学)や進級など「子供たちが大きく成長する」時期です。
成長することは喜ばしいことなのですが、中には気持ちが不安定になりストレスを感じる子もいます。
不安やストレスからから、今までなかった行動を引き起こすことがあります。
それは、子供が不安定になっているサインかもしれません。
みなさまのお子さんに気になる症状がある場合はよく観察してあげてください。
不安やストレスで起こる症状
子供が不安やストレスを抱えると、どの様な症状が現れるのでしょうか。
大人と同様に体調面で支障が出てくることもあれば、今までなかった行動が出ることもあります。
今回は、行動面について詳しく見ていきます。
それでは、それぞれの症状を具体的にみていきましょう。
チック
チックは10人に1人くらいは体験する症状です。
どちらかと言うと男の子のほうが多いようで、女の子の2~3倍いると言われています。
初めてチックが起こる時期は4~11歳頃で、6歳前後が一番多いというデーターがあります。
チックは、やるつもりが無くても繰り返してしまう動作または発声のことです。
しかし、シンプルなチックのほとんどは1年以内に自然と無くなっていきます。
チックが1年以上持続する場合でも、症状のピークは小学生高学年から中学生時代で、その後は良くなっていくことがほとんどです。
チックの原因
昔チックは、「母親による子育ての仕方」が原因だと言われてきました。
しかし、それは違います。
チックは子どもの脳の特性が原因であるという事が近年分かりつつあります。
ストレスが根本の原因ではありませんが、ストレスがチックを一時的に増やしたり減らしたりする要因になっている事がわかっています。
子供にとって新しい環境がストレスとなり、チックを起こす要因になることもあります。
チックの対応
チックは自然に治ることがほとんどです。
しかし、症状が急に出ることで本人はもちろん家族も驚く事でしょう。
周囲の反応として、プレッシャーを与え悪化させないためにもチックに対し理解を示してあげる事が大事です。
子供の心の負担を減らしてあげることを優先してあげてください。
指しゃぶり・つめかみ
私の娘も、2~3歳の頃ストレスを感じると指しゃぶりをしていました。
赤ちゃんの指しゃぶりとは違い、明らかに心が不安定になった時にしていました。
初めは注意していたのですが、その行為が逆効果になっていることに気づき何も言わないようにしました。
なるべく意識してスキンシップをとるようにもしました。
そうしていると、4歳になったころには自然と治っていました。
指しゃぶり
一般的には、赤ちゃんの頃に指しゃぶりが始まります。
指しゃぶりは赤ちゃんにとっては楽しい遊びの一つです。
また、心を落ち着かせることにもつながります。
しかし通常は2歳ごろまでには終わるとされています。
私の娘の様に、2歳過ぎてからも行うのは心が不安定になっている可能性があります。
つめかみ
指しゃぶりとは異なり、ストレスや不安から爪を噛むこともあります。
爪を噛むことを別名「咬爪症(こうそうしょう)」ともいわれます。
つめの噛み過ぎで形が変形してしまう事もありますし、ささくれで細菌感染の原因となる事もあります。
指しゃぶり・つめかみ、両方とも感染症を引き起こす可能性を高める行為です。
また見た目にも問題がありますので、癖を無くすに越したことないです。
指しゃぶり・つめかみの原因
指しゃぶり・つめかみ共に原因には癖もありますが、ストレスや不安も原因の一つだと言われています。
ストレスや不安がある故にいつの間にか指を口に入れてしまうのです。
今まで無かったのにいきなり症状が始まったら、ストレスがや不安が原因になっている可能性が高いでしょう。
どもり
どもりは「吃音」の事を言います。
どもりは、言葉を発しようとする際に言葉がつまってしまう事です。
男女比でいうと男4:女1と男の子に多い傾向があります。
では、言葉の詰まりとは具体的にどういったものなのでしょうか。
吃音の詰まり方には3種類あります。
どもりの原因
「どもり」の原因はわかっていません。
しかし、今現在どもりの要因として考えられているのが遺伝や環境、そしてストレスです。
過剰なストレスを感じ続けると脳の動きそのものが鈍くなってしまい、上手に言葉が出てこなくなると考えられているのです。
どもりの対応
どもりもチック同様、子供にプレッシャーを与えることはやめましょう。
周囲の人間が症状を理解し、理解を示してあげてください。
子供も一人の人間です。
外部からのストレスによってメンタルが壊れることがあります。
私の娘も5歳になった瞬間から少し様子が変わりました。
その時の対応などを別記事にも書いていますので気になる方は読んでみてください。
まとめ
子供も大人同様にストレスを感じます。
大人が思っている以上に子供は繊細です。
子供に異変を感じたら、親はいち早くキャッチしてあげられるようにしましょう。
そして、親が動揺するのではなく子供に不安を与えることなくどっしりと構えてあげてください。
ゆみ