子供の育て方に日々奮闘中のママブログのゆみです。
日頃子育てをしていて最終的に感じることは「子育てには正解が無い」です。
しかし毎日生活していると、育て方がこれで良いのかなと不安に感じてしまいます。
子育てに間違いはないと思うのですが、子供にとって大切な事があります。
それが「聞く力」です。
「聞く力」は子供の成長過程でとても大切なことです。
ぜひとも日頃の子育ての中で意識して頂きたいと思います。
目次
話を聞けない子供
幼稚園や保育園、小学校に入り集団生活をするようになると話を聞いたり話したりする機会が増えてきます。
聞く力、話す力どちらも大切です。
しかし、話す力をつけるために最も必要なのは聞く力なのです。
聞く力は子供にとって基礎みたいなものです。
けれど、最近は話を聞かない子供が多いです。
次にあげるのは、子供が話を聞いていないな~と感じた瞬間の例です。

子供が話を聞かないわけ
では、子供たちがなぜ話を聞こうとしないのか…
それには理由があります。
「聞く」よりも「話す」が重要視されている
私も同じなのですが、子供に対し「言いたいことは口できちんといいなさい」と言ってしまうことありませんか。
最近の世の中は、積極的に発言することを良しとする風潮があります。
親がその風潮を押し付けることで、子供は「黙っていてはいけない。」と感じてしまうのです。
このことにより、聞くことが出来なくなっているのです。
刺激的なものが多い
昔と違い、今は携帯・ゲームが当たり前の時代です。
これらの刺激的なものに子供は夢中になってしまい、人の話を聞くことに対して集中力が無くなっていることも原因のひとつです。
子供にとって命令や指示ばかりに聞こえ楽しくない
胸にグサっと刺さる言葉です。
普段から「早く、~して!」「~したらダメ!」という事が多いと子供は話を聞くのが嫌になってしまいます。
子育ては忙しいとは思いますが、子供の気持ちになってみることは大事ですね。
聞く力を伸ばす力
子供たちは基礎である「聞く力」を身につけることで、色々な力を伸ばすことが出来ます。
コミュニケーション力
人とコミュニケーションをとるには一方通行では成り立ちません。
自分の話だけではなく相手の話も聞いてこそコミュニケーションをとることが出来るのです。
この先、大きくなるにつれて人との関係性はより増えて濃いものとなっていきます。
そのためにも聞く力は備えるべきなのです。
想像力
スマホやテレビの影響で、自分の物事を考えて想像する機会が減っているのが実情です。
しかし、聞く力を養っていれば相手が話すことを聞き自分で想像することも可能になるのです。
話す力
子供は小さいころから周囲の話す言葉を聞くことで言語を覚え、話す事が出来るようになっていきます。
基本となる聞く力を身につけることで更に色んな言語を知り、話す力もいっそう伸び続けていくことが出来るのです。
共感力
聞く力をつけ想像する力がつくことで、相手の立場や心境を思いやる気持ちが出来てきます。
その結果、話す人の言葉から感情を理解しようという共感力へとつながっていくことが出来るのです。
聞く力を伸ばすポイント
それでは、私たち親が子供の聞く力を伸ばすために出来ることは何なのでしょうか。
ポイントをいくつかお伝えしたいと思います。
子供の興味ある事に歩み寄る
子供は自分の興味のある事を否定されると嫌になってしまいます。
子供だけでなく、ほとんどの人がそうでしょう。
ママが興味が無いから話を聞いてくれないと、子供だってママの話を聞こうとはしません。
普段から子供の話には歩み寄ってあげる事が大切なのです。
顔を見て話す
忙しいと毎回顔を見て話すという事が疎かになってしまいます。
しかし、大人同士でも同じことが言えますが話をするときは相手の顔を見て話すよう心掛けましょう。
子供に対してもそうすることで、話を聞く態勢になりやすいのです。
同じ事ばかりを言わない
子供はいつも同じことを注意されたり叱られたりすると聞く耳を持たなくなってしまいます。
たまには言いたいことを抑えて、注意するのではなく共感してあげたりすることで「いつもと違う!」と子供に興味を持たせましょう。
まとめ
大人は子供に対し、聞く力よりも自分の意見を言える力を身につけて欲しいという願望を持ちやすいです。
しかし、聞く力こそが基盤となり大切なのです。
聞く力をつけさせる事は今からでも可能です。
まずは、私たち親の行動をいつもと変えてみることから始めましょう。
ゆみ