季節の変わり目で不妊治療が少し滞ってしまったママブログのゆみです。
体調が悪いとき、おりものに影響することがありませんか。
私は、体調が悪くなると必ずおりものに異変が出てきます。
おりものは体のバロメーターとも言われています。
[char no="3" char="考えるゆみ"]体調が悪いとどの様なおりものになるのだろう[/st-kaiwa8]
正常なおりものの状態
では、まず初めに正常なおりものについてお話ししたいと思います。
おりものとは、子宮頚部・子宮内膜・膣から出る分泌物のことです。
膣内部の粘膜を守ったり、汚れを排出したり、ばい菌などが子宮内に侵入するのを防ぐ役割をもっています。
また女性が妊娠できるようにと、精子を受け入れやすい状態にします。
- 半透明~白っぽい色で卵白のように少し粘り気がある
- あまり臭いがない
- 水っぽい感じ
- 下着についくと黄色っぽくなる
正常なおりものは無色や白色ですが、ホルモンのバランスで個人差もあります。
色が少し変わることもありますし、臭いが酸っぱい臭いの時もあります。
それぐらいのおりものの変化であれば、正常なおりものでしょう。
体調不良で起こるおりもの
- 魚が腐ったような腐敗臭や生臭さ
- おりものの色が黄色っぽくなる
- いつもより濃い乳白色になったり、灰色のようなくすんだ色になる
特に魚の腐った臭いは膣内でトラブルを起こしている決定的な症状です。
デーデルライン桿菌
おりものにトラブルが起こる原因には、デーデルライン桿菌(かんきん)と言われる菌が大きく関わっています。
女性の膣内には常にデーデルライン桿菌と言われる善玉菌が存在しています。
デーデルライン桿菌は膣内で乳酸を作り酸性状態が保つことで外部からの雑菌や感染を防いでいてくれています。
しかしデーデルライン桿菌はとてもデリケートです。
少しでも女性ホルモンのバランスが崩れてしまうとデーデルライン桿菌が減少し、悪玉菌が増えて膣内トラブル(おりものの変化)を起こします。
デーデルライン桿菌の減少する要因
- ストレス・疲労の溜め込みすぎ
- 抗生物質の使用
- 腸内環境の悪化
デーデルライン桿菌が減少する原因には、このようなことが考えられます。
人はストレスや疲労がかかることで、脳に上手く指令を出せなくなります。
そうなると、ホルモンの分泌に関する指令を出せなくなり女性ホルモンのバランスが崩れてしまいます。
ストレスや疲労の溜め込み過ぎによる体調不良でおりものにトラブルが起こることは証明されているのです。
まとめ
体調不良だと感じる時におりものの様子が通常と異なるときは、膣内でトラブルを起こしている可能性が高いです。
女性の体は男性の体よりもデリケートに出来ています。
異変を感じたら悪化する前に少しでも早く改善に努めて頂きたいです。
ゆみ