突然ですが、みなさんのご家庭では夫婦喧嘩は起こりますか!?
我が家は他のご家庭に比べると多い方だと思います。
若かりし頃よりは減ったかもしれませんが・・・まだまだ血の気が多い夫婦です(笑)
そうなんです、夫婦とも言えども元はあかの他人。
どうしても分かち合えない事もあり、修復不可能となり離婚を考えてしまう事もあります。
もし、離婚を考えるならあらかじめ知っておきたいこと・わかっておきたいことを書きましたので参考にしてください。
日本の離婚について
何年か前に「熟年離婚」や「成田離婚」なんて流行った時期がありました。
昔に比べ、日本人は離婚に対し抵抗感が少くなってきたように感じます。
厚労省は、2019年には「20万7000組」が離婚していると発表しています。
離婚率で表すと、「1.66」っという数字になります。
これは、「年間離婚届出件数÷2018年10月1日時点での日本人の人口×1000」求められた数字で、1000人のうち約1.7人が離婚していることになります。
この数字を聞いて拍子抜けされた方もいるのではないでしょうか。
私もその一人です。
ピークの時は、「2人に1人は離婚」と聞いた事もありますし、私の周囲には10人ほど離婚している知人もいます。
それを考えたら、離婚する人も減ってきているのかなとも感じます。
しかし、昔のように「結婚したら最後!もう別れられない」と言ったバカバカしい考え方から抜け出していることに大いに賛成です!!
離婚原因ランキング
では、離婚をする原因で多いのは何なのでしょうか。
ランキング方式で見ていきたいと思います。
1.性格の不一致
2.モラハラ
3.暴力
4.異性関係
5.家族親族と折り合いが合わない
性格の不一致
離婚理由1位が「性格の不一致」と言うのは、2012年から変わらず定着しています。
そもそも生まれ育った環境も異なる男女が一緒に生活し始めるのですから、考え方や習慣が異なるのは当たり前です。
しかし結婚前にはその異なった部分が魅力に思えた事でも、結婚し一緒にいる時間が多くなることで嫌気を指すこともあります。
わたしもまさにその原因にぶち当たっています。
これをどこまで耐えられるかが焦点となってくることでしょう。
しかし、この「性格の不一致」が長年1位に選ばれるにはもう一つ理由が存在するのです。
離婚の理由が、不倫や暴力と言った内容であっても世間の体裁を気にしてしまい書面上には「性格の不一致」と記載する夫婦も少なくないのです。
また、決定的な理由がない時に書面にかける理由として使われることも多く、1位になり続けているのです。
離婚したいけど出来ない理由
離婚を考えていても、すぐには出来ない事がほとんどではないでしょうか。
出来ない理由にはいくつかの事が考えられます。
今回は「相手が受け入れてくれない」ケースで、知っておいてほしいことを書きました。
他のケースについては、別記事で載せていますので気になる方は参考にしてみてください。
離婚後の経済的不安がある方はこちらの記事
↓
【離婚を考えてる方に知っておいて欲しいこと!!】離婚で
もらえるお金について
「相手が受け入れてくれない」
自分が離婚を望んでいても、相手が同意しなければ離婚ができないのです。
離婚届は、お互いの同意があって受理されるのであって片方の気持ちだけでは出せないという決まりがあります。
夫婦のどちらかに離婚届をする意思がないままに出された離婚届は無効となってしまいます。
また、これだけは知っていてください!!
勝手に届けを出してしまうと犯罪になってしまうケースがあります!!
離婚したい気持ちはわかります!
けれど、相手の意思を尊重せずに勝手に提出してしまうと罪になってしまうのです。
どのような罪になるかと言いますと…
【有印私文書偽造罪】
役所に提出する目的で離婚届に勝手に署名したり押印すると有印私文書偽造罪と言う罪になります。
【偽造有印私文書行使罪】
偽造してしまった離婚届を実際に役所に提出してしまった場合に問われる罪になります。
【電磁的公正証書原本不実記録罪】
離婚届を提出した事によって、戸籍に嘘の記録が残ってしまう罪です。
これらは警察に発覚されると捕まります。
捕まると起訴されるか起訴猶予となるか、いずれにせよ罰せられてしまうのです。
まとめ
今回は、離婚をしたいと思った時に咄嗟の判断で離婚届は出してはいけない事について書きました。
実際に、私も若い頃に衝動的に腹が立ち離婚届を勝手に書いて出そうと思ったことがありました!
しかし、これは立派な罪になってしまう行為です。
みなさんも、衝動的にならない様に一度冷静になりましょう。
ゆみ