最近、お金のことで夫と喧嘩になることが多いママブログのゆみです。
若い頃は「お金なんてなくても愛さいあれば~」なんて甘いことを言ってましたが、現実はそんなに甘くはないですよね。
夫婦間がうまくいかないと、つい離婚の事を考えてしまう事もあります。
しかし実際に離婚を考えたとき、簡単に実行に移せないのが現実なのです。
簡単に離婚が出来ない理由については → 「離婚を考えたときに必ず知っておきたい事とは・・・」でも詳しく載せていますので興味のある方はこちらも読んでみてください。
今回はその理由の一つにもある「経済的な不安」があるため離婚に躊躇している方に、知っておいて欲しいことをまとめてみました。
離婚で得ることのできるお金
今まで専業主婦をしていた主婦に、いきなり収入がなくなるうえ、自分の仕事先も決めないとダメというのはかなり負担になることです。
もちろん離婚してしまった後は、嫌でも働いて収入を稼がないといけませんが・・・
そうなんです!離婚で得ることが出来るお金もあるのです。
それが以下になります。
チェック
・財産分与
・慰謝料
・養育費
財産分与
財産分与とは、結婚中に夫婦が協力して築いた財産を分け合うことです。
分与の対象になるものは、
預貯金・自動車・不動産・花材道具・・・・など
主な稼ぎでが夫であろうが、名義が夫であろうが妻の協力があっての財産となり分与されます。
残念ながら、住宅ローンなどの夫婦共同で作ったマイナス財産(借金)も対象になってしまいます。
(*ただし、結婚前からそれぞれが持っていた貯金や親からもらった財産、結婚中に一方が勝手に作った借金などは対象外)
≪分け方の割合≫
財産は基本的には半分ずつになりますが、築いた財産に対する貢献度を考慮する場合もあります。
(専業主婦の場合だと3~5割の分与率が多い)
≪財産分与の請求時効≫
離婚した後でも財産分与を請求することは可能です。
しかし、2年以内と言う期限があります。
慰謝料
慰謝料とは、離婚原因を作った側が相手に「慰謝(賠償金)」として支払うものです。
離婚原因がはっきりとしない場合には慰謝料は発生しません!!
最近では「慰謝料」と言わず「和解金」と言われることも多いようです。
≪慰謝料の金額≫
慰謝料の金額は夫婦で話し合って決める
決まらない場合は、離婚調停の中で話し合っていく
≪慰謝料の時効≫
慰謝料は、離婚後でも3年以内であれば請求することが出来ます。
養育費
養育費とは、子供の権利として離婚後に離れて暮らす親から受けるべきお金であり親はそれを支払う義務があります。
本来、離れて暮らす親は扶養義務と言われ自分と同じ生活レベルを子供にもさせなければならないのです。
しかし、このご時世もあり養育費が支払われている率は2割にも満たないと言われています。
≪養育費の定義≫
子供が満20歳になるまでの毎月の養育費(生活費・教育費)
相場は夫婦の話し合いによって決める
≪養育費の時効≫
養育費の取り決めに関しては時効はありません。
離婚時に決めていなくても子供が満20歳になるまで扶養される権利があるのです。
このように離婚する際に貰うことができるお金もあると言うことは知っておいてください!
もっと詳しく見たい方はこちらの本を参考にしてみてください。
私もこの本で知らなかったらお金の事情を知ることが出来ました。
まとめ
離婚を考えている人でも、修復の可能性が少しでもあれば考え直してみることをおすすめします。
しかし、「もうこれ以上はダメだ!」と言う人には、離婚を止めようとは思いません。
その代わり、自分が損をしない様に知っておくべき知識は頭に置いててください。
そして後悔のない離婚にしてください。
ゆみ