夏休みや冬休みの長期休暇に入ると子どもといる時間が長くなるため、困ってしまうと言うママは多いのではないでしょうか。
私もそのうちの一人です。
先日長期休暇に入り、日に日に子供に怒ってしまう頻度が多くなり、それに伴って子供も不安定になっていくと言う悪循環に陥ってしまいました。
毎日悪化していく光景を見ていた旦那は、これではダメだと一冊の本をわたしに買ってきてくれました。
この本が意外にも私に響きました。
今回はママのイライラに関して、少しでも助けになるかもしれないと言う思いで一冊の本をおすすめしようと思います。
ママのイライラが起こる理由
「子育てをしていてママがイライラしてしまう理由」とは・・・
イライラポイント
・自分の思い通りにいかない
・他の子と比べてしまう
・ママ自身に余裕がない
大きくはこの3つにまとめることが出来ます。
子供が生まれるまでは自由に過ごし、好きな事もできてきました。
しかし、子供を授かった瞬間から母親ということで自分は後回しになっていくものです。
母親だからというプレッシャーと、今までと違う生活スタイルにイライラしてしまう事は仕方のないことなのかなと感じてしまいます。
子育てでイライラしてしまうのはママが頑張っている証拠
子供と接している時はイライラしてしまいますが、子供が寝静まった後に自分の行動に反省することがよくあります。
冷静になれば「もう少し落ち着いて子供に話せばよかったな」「子供の意見もきちんと聞けばよかったな」と感じるのですが、その場ではその判断さえも出来なくなってしまいます。
しかし・・・
このようにママが自分の行動を見つめなおしたり、反省したりすると言うことは子供の事を十分に考えている証拠なのです。
旦那に買ってきてもらった本には次の様なことが書かれていました。
子どもとあなたが生きていれば、他のどんなことも手放したっていい、なんとかなるから。
頑張ることを、少し減らそう。
子どもがいる、あなたがいる、それだけでいい。
他なんて見ないで、目の前の子どもに「大事だよ」「大好きよ」って今伝えよう。
「初心に戻ることが大事」なことを改めて感じさせられました。
子どもが生まれて来てくれたことだけで感謝していたはずなのに、
数年たった今では子供に自分のイライラをぶつけてしまってばかりいるのです。
旦那との話し合いや参考になった本を読んで出た結果
・完璧にする必要はない
・他人と比べる必要はない
そうなんです!!
口では何とでも言えるのですが、行動に移すことが一番難しいのです!!
例えば思い切って実家に預けてみたり、一時保育に預けてみたりなど
行動に移さないと現状は変わらないです。
ということで、今は自分一人で頑張らずに周囲の人にも協力を得て少しずつではありますが改善に向かおうとしています。
子どもにとってママの言葉は重要
子どもの性格が完成するうえで、ママの言葉と言うものがかなり重要になってきます。
ここで言うママの言葉とは、口ぐせや褒め方など日頃の何気ない言葉の事を言います。
子どもを「いい性格」に育てるには、ママの言葉にポイントがいくつかあります。
その一部を紹介したいと思います。
そもそも子どもの性格をつくるのに3つの要素が存在します。
①生まれ持った性格
子どもには生まれ持った素質があります。これは最新の研究結果からも分かっている事です。
②親からの要望
親が「こうなってほしい」という要望に応えようと、子どもは必死に自分をつくっていくのです。
③親のマネ
子どもは親の行動や口調をよく見ており、それを真似るものです。
とくに子供たちにとって身近なモデルはママです。
子どもは自分の写し鏡とよくいったものです。
このように子どもの性格をよくするには元々の素質はあるものの、ママの口調や行動によっても大きく左右されていくのです。
これらの事はすべてこの本に書かれていました。
子どもはお母さんが見本であって、お母さんのことが大好きとわかる一冊になっています。
中身を少しだけご紹介したいと思います。
私もそうですが、子どもに対し「ダメ!」「早く!」はつい使いがちな単語です。
しかし、子どもにとって絶対的に必要なのは自己肯定感なのです。
それに反する言葉がこのような言葉になっているのです。
言葉の大事さをこの本では分かりやすく説明してくれています。
次のページではその回避方法も載ってありました。
私のように子育てに悩んでいる方に考えさせられる一冊になっています。
この書籍は「PHPのびのび」と言い、月刊誌『PHP』の姉妹誌として子育て・しつけに悩むお母さん方のよきテキストとして発売されています。
この一冊は必ずママたちに響く何かがあると思います。
ぜひ一度読んでみて欲しい本です。
ゆみ