「うちは、男の子が欲しい!」「一人目は女の子が欲しい!」
子供を求める人であれば、一度は思うのが"男女の産み分け"です。
特に2人目・3人目を求める方は、「今回は(男/女)の子が欲しい!」と思う事が多いようです。
では、実際に産み分けは可能か?
男女の産み分けは、精子の性質を利用した方法によって理論的には可能だそうです。
しかし、100%と言う方法はありませんし、少し確率があがったらいいなと言うくらいの気持ちでいた方がいいでしょう。
産み分けとは
男女の性別は、卵子に受精した精子の種類によって決まります。
精子にはX染色体とY染色体があり、一方卵子はX染色体のみを持っています。
- X染色体の精子が卵子と結合すると、女の子が生まれます。X染色体は、酸性に強くアルカリ性に弱いという特徴があります。
- Y染色体の精子が卵子と結合すると、男の子が生まれます。Y染色体は、酸性に弱くアルカリ性に強いです。
子宮内は酸性で、X精子は体内で長生きし、Y精子は寿命が短いと言われています。
産み分け方法
では、この精子の種類による産み分け方法をご紹介します。
その前に、前提として必要なことがあります!!
- 正確な排卵日を把握しておく
排卵日がいつなのか、産み分けには必須になります。
ですので、基礎体温を測ったり、市販の排卵検査薬を使用することで、正確に把握できるようにしておきましょう。
女の子の産み分け
パーコール法
不妊治療を行っている病院の一部で実施可能です。
人工授精の一つで、簡単に紹介すると、
採取した精子をX・Yに分けて、女の子が出来るX精子を子宮に直接注入するというものです。
みごと妊娠成立すれば、女の子ができる確率は高くなりますが、100%ではありません。
また通院が必要な点、少なくみても5万円以上の費用が必要な点がデメリットです。
タイミング
X・Y精子の特徴を利用して、出来る限り女の子が出来るX精子を残す方法です。
1 排卵日2日前が性交のタイミング
もともと膣内は酸性ですが、排卵日にはアルカリ性になる傾向があります。
酸性に強いX精子を多く残すためには、排卵日当日や前日よりも、排卵日の2日前に性交を行うことが大切です。
また、排卵日までに、早いタイミングで性交する事で、寿命の短いY精子は死滅、寿命の長いX精子のみが生き延びるという結果にもつながります。
2 薄い精子を射精
X精子(女の子になる精子)は、もともと数が少ないです。精子の濃度が高いほどY精子(男の子になる精子)が多くなります。
精液量を増やさないために、2~3日に1回は射精を行い、精子の濃度を薄くしておく事が大切です。
3 オーガズムをなるべく感じないようにする
女性は、オーガズムを感じることで膣内がアルカリ性に傾きます。そのため、Y精子が生き残りやすくなってしまいます。
刺激の少ない性行為を心掛けると良いとされています。
産み分けゼリー
膣内に直接注入し、膣環境を女の子が生まれやすい酸性環境に変えるというものです。
コピー品や不正品も出回っているようなので、安全な製品をご紹介しておきます。
ピンクゼリー
ジュンビ‐株式会社の製品で、販売数量の記載はありませんでしたが、こちらも人気のある製品です。
管理医療機器という認証を受けているので、雑貨と比べて安全性も高いです。
価格は1箱10本入りで14,800円が相場です。
こちらもキャッシュバックキャンペーン等実施しているようなので、ホームページを確認してみて下さい。
男の子の産み分け
男の子が欲しい場合は、女の子と逆で、Y精子が必要になります。
タイミング
1 排卵日の直前に性交する
膣内は酸性ですが、排卵日は、アルカリ性に傾きます。そのため、Y精子は、活発に動けるようになります。
以上から性交のタイミングは排卵日直前が良いとされています。
2 5日間ぐらい禁欲して、Y精子の数を増やす
女の子の生み分けと反対で、濃い濃度の精子が必要です。5日程度禁欲して、Y精子の多い精子を射精することが可能性を高めます。
3 オーガズムを感じるように
女性は、オーガズムを感じると、腟内がアルカリ性に近づきます。
女性にとって気持ちのいい性交をすることで、男の子が産まれやすくなります。
まとめ
今回、ご紹介した方法で赤ちゃんや母体に悪い影響が出る事はありません。
しかし、紹介した方法も含め、男女の産み分けで100%確実の方法はありません。
というよりも100%可能になると、人口比率が偏ってしまい大変な事になります。
そして大事な事ですが、産み分けを行うという事は、X・Yどちらかの精子しか利用しないという事です。当然、妊娠する確率は落ちます。理論的には半分です。
また、不適切なタイミングに性交する事でも、受胎の確率は下がってしまいます。
赤ちゃんを授かりたいという大前提を忘れる事なく、余裕がある時のおまじない程度に実施して頂ければ幸いです。
ゆみ